天皇賞(秋) レース回顧 - 競馬鹿の重賞レース予想

天皇賞(秋) レース回顧

レース回顧
10 /28 2019
10/27(日)に東京競馬場で行われた天皇賞(G1)のレース回顧になります。

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着順馬番馬名タイム着差通過順位上り3F人気
1
2
アーモンドアイ1.56.2-5-6-533.81
いいスタートを切れ、好位から進めることができた。
最初のカーブで前にいたサートゥルナーリアが内に入り、
内ラチにぶつかるアクシデントがあったが、
全く動じる気配もなく走れていた。
周りにマークされるように馬群の内に包まれて、
直線でも外に出せるところが無かったが、
1頭分空いている内を鋭く伸びて突き放す。
最後は鞍上が2回後ろを振り返る余裕のある勝利。
このメンバー相手にこの展開で圧勝は破格の強さ。
2
9
ダノンプレミアム1.56.73-5-5-334.53
好スタートを決め、そのまま好位追走。
前に行く馬が多く包まれるような形になり、
若干馬込を嫌うような素振りを見せるも、許容範囲内。
マズマズこの馬のリズムで走れていた。
コーナーもスムーズに加速していき、外がついてこれず、
絶好の形で追い出す。
アエロリットを捉え、叩きあいをしているところを、
勝ち馬に一気にかわされてしまった。
この馬の強さは十分に発揮できていた。相手が悪かっただけ。
3
5
アエロリット1.56.7クビ-1-1-134.86
スピードの違いでスンナリとハナを切って逃げる。
そこまでペースは上げず、マイペースの走り。
淡々とレースを進め、4コーナーでも詰められることもなく、
余力を持って直線を向いて追い出す。
流石にこの形になると止まらず、最後まで粘り強い走り。
敗れはしたものの、距離もこなし、十分強い内容だった。
この馬の左回りの適性は相当高い。
東京マイルは絶対に押さえておきたい。
4
6
ユーキャンスマイル1.56.8クビ-13-13-1333.77
スタートはあまり上手くなく、後方から。
馬群とはやや離れて内目を追走してじっくり脚をためる。
直線に入ってから、外に出しながら追い出し、
上がり最速の脚で追い込むも届かず。
勝ち馬は別にして、2着馬からは差の無い競馬。
後ろからは届きにくい展開を考えれば上々の内容。
距離もかなり融通が利くので、G1のチャンスは大いにある。
5
14
ワグネリアン1.56.8クビ-11-11-934.04
外枠からの発走だったせいで、スタート直後のコーナーで、
内の馬にポジションを取られていってしまい、
後方からの競馬になってしまう。
向こう正面で外を走ると、やや行きたがる素振りを見せたので、
内に入れて、前に壁を置いて落ち着かせる。
4コーナーからいい形で外に出すことができ、
直線もいい脚を使えたが、ポジションが後ろ過ぎた。
もう少し内目の枠なら好位からの競馬で2着まではあったかも。
枠に泣かされてしまった。
6
10
サートゥルナーリア1.57.11 1/2-2-3-334.92
スタートはそれほど良くなかったが、かなり行きたがり、
抑えきれずに番手まで上がっていく。
コーナーを回り、向こう正面に入っても多少カリカリして、
落ち着いてレースに入ってはいけていなかった。
直線に入っても前走のようなキレは見られず、
しぶとく脚は使えていたが、ラスト100mで一杯になる。
能力は十分通用したが、気性面がやはり厳しい。
7
4
スワーヴリチャード1.57.1ハナ-7-9-934.35
中段の内目から追走。
アーモンドアイの後ろで、いいポジションから運べたが、
3コーナーでペースが上がったところで置かれてしまい、
直線はいい形で入っていけなかった。
勝負どころの反応が鈍かったのが痛かった。
休み明けの分もあると思うので、使われて良くなれば。
8
15
ウインブライト1.57.31 1/4-7-8-534.812
大外枠からの発走だったので中段前目のポジションがやっと。
道中は流れに乗ってリズムよく運べていた。
コーナーを回って、直線はスムーズに追い出しができたが、
上がりが速いここでは苦しかった。
もう少し時計がかかる馬場でないと厳しい。
9
3
ケイアイノーテック1.57.51-14-15-1534.214
スタート直後は控えて後方からの競馬。
前の馬群からやや離されて終いに賭ける。
直線は外に出すスペースは無く、内から伸びてくるも、
じわじわとしか伸びず。
距離はやはりマイルがベスト。
この形に徹すればいずれチャンスは来るはず。
10
8
マカヒキ1.57.63/4-14-13-1334.48
後方からの競馬になったが、追走に苦労する感じ。
じっくり乗って脚をためる競馬はできていなかった。
直線に入って、外に持ち出し、伸びてはいるものの、
鋭い決め手を使うことはできなかった。
ペースがどこかで落ち着くようなレースの方が得意なタイプ。
今回のような終始締まったペースになると、
持ち味を活かせなかった。
11
11
ゴーフォザサミット1.57.73/4-11-11-1234.716
好位からの競馬がいいタイプだが、この距離では周りが速く、
後方から進める形になってしまった。
馬群の後ろにとりついていくも、追走するのがやっと。
終始忙しくなってしまって、
最後もなだれ込むだけになってしまった。
この距離は短かった印象。
長距離戦はアリかもしれない。
12
7
スティッフェリオ1.57.91 1/4-2-2-235.911
スタート直後に追い出していくが、2番手につけると無理せず。
そのままアエロリットのペースに乗っかり、
スムーズな競馬が出来ていたが、
4コーナーから後続が迫ってくると、
直線入口でアッサリかわされてしまった。
止まっている感じでは無いので、単純に力負け。
ここは相手が悪かったし、直線勝負のコースも合っていない。
13
1
カデナ1.58.43-16-16-1634.710
行き脚がつかず最後方からの競馬。
最内枠から揉まれる形にならなかったのは良かったと思うが、
今回のペースについていけていなかった。
直線も追いかけるのが精いっぱいで、力負け。
ここは流石に相手が厳しかった。
14
16
アルアイン1.58.72-9-6-736.19
大外枠から好位にとりついていくために、
外目から追いながらの追走。
距離ロス覚悟でポジションを取りに行ったが、
外々を回らされ、内の馬に比べるとかなりのロス。
ペースも緩まなかったので、息をつく暇もなく、
直線に入る頃には一杯になってしまった。
得意の形に全く持ち込めておらず、今回は度外視でも。
明らかに向いていないレースだった。
15
13
ランフォザローゼス1.59.12 1/2-9-9-1136.213
中段外目から追走。
特に工夫もなく、たた流れに乗って競馬をするだけでは、
このメンバー相手では太刀打ちできない。
特にいいところもなく凡走。
16
12
ドレッドノータス2.00.16-4-3-737.515
スタートから押していき、積極的な競馬で好位から。
前の2頭に比べて、ペースについていけない感じで、
追走に苦労していた。
3コーナー辺りで手応えが怪しくなり、
直線に入る前に馬群に沈んでしまった。
ペースが速く、ついていけなかった。
もっと時計がかからないと厳しい。

結果:的中
本線的中もユーキャンスマイルが惜しい4着で3連単までの完全的中には至らず。
展開が読みやすく、ほぼ力通りの決着だったと思います。
勝ったアーモンドアイはとにかく精神面と反応の良さが他の馬に比べて、一枚も二枚も違っていると思います。
今回も結果は楽勝でしたが、道中はわりと苦しい場面があったにもかかわらず、スムーズな競馬ができていました。
この辺りは他の馬にはない強さだと思います。
ちょっと負かす馬が見当たらない感じです。
2着のダノンプレミアムも前走の雪辱を晴らす好内容のレースでした。
正直、もっと人気してもおかしくない馬だと思っていたので、今回の3番人気は美味しかったと思います。
(ほとんどの馬が単勝オッズはとんでもなく魅力的なオッズでしたが)
川田騎手はこれで今年のG1で4度目の2着。ツキに見放されているような感じです。
3着のアエロリットは牝馬、距離延長のあたりが気になって評価を落としましたが、こちらも強い内容でした。
過去10年で天皇賞で馬券に絡んだ牝馬はジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウオッカと圧倒的な強さを持った牝馬のみなので、アーモンドアイはともかくアエロリットはそこまででは無いと軽視していました。
NHKマイルの勝ち馬で古馬になってからも、牝馬限定戦はヴィクトリアMのみと牡馬とも対等に戦ってきた馬ですので、甘く見るべきでは無かったです。

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